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広報誌「のぞみ」418

特別対談

ミュージシャン「高橋まこと」×仙台JC第66代理事長「松井佑介」

松井理事長
本日は、お時間を頂きまして、誠にありがとうございます。

高橋まこと
こちらこそお招き頂き、ありがとうございます。青年会議所さんとは、東日本大震災以降、復興支援活動で繋がりが深くなっています。各地の青年会議所さんにて、講演会でお話しした経験もあるので、私も本日の対談を楽しみにしておりました。

自分にやれることをコツコツやる。

松井理事長
早速なのですが、高橋まことさんの故郷でもある福島県ご出身ということもあり、東日本大震災直後から多くの復興支援活動を行い、今でも継続されているのを拝見させて頂いております。当時はどのような気持ちで支援活動に入られたのでしょうか?

高橋まこと
きっかけは自宅にあったドラムでした。震災前の事ですが、自宅のマンションにあったドラムの置き場所がなくなって、青年会議所のメンバーでもある福島県相馬市の知人の車屋さんのご好意で、彼の会社の倉庫に預けていました。その後震災があって、直後にその知人に連絡をしたところ、会社は無事だけど、目の前まで津波が押し寄せ、炊き出しを行っていると聞きました。そこで、物資を車に積んで相馬市に運んだのが始まりです。そのうち、被災者のためにイベントを開催したいので、ミュージシャンを集めて欲しいと依頼が来て、せっかくなので、私も参加しましたし、周りの方に声がけをしました。その結果、泉谷しげるさんにも参加して頂きましたね。

松井理事長
普通ではなかなか実現が難しそうな豪華なメンバーですよね。これまでまことさんが歩まれてきた人生で培われた人脈がこういう形になったのではないかと思います。

高橋まこと
私はミュージシャンなので、音楽で何か貢献できないかと、最初は「この指止まれ」という感じでスタートしました。自分なりに精一杯活動していたら、色々な方々が賛同して自然と集まってきたというのが事実です。職業に関わらず、何とかしたいという想いは誰しも一緒ですね。

未来を生きる子どもたちのために。

松井理事長
音楽の世界を牽引している高橋まことさんだからこそ、その言葉に重みを感じます。高橋さんは、CROSS OVER JAPAN(注釈1)を立ち上げて、今なお継続して地元福島や被災地に対して、支援活動を行っておりますが、東北の震災が起きて6年半も経過した現状についてお聞かせください。

(注釈1)CROSS OVER JAPAN プロジェクトは一般社団法人BEAT LONG LEGSが、運営・管理を行う福島復興支援プロジェクトです。高橋まこと氏が3.11の震災以降、福島に思いを馳せ、様々な活動をする中、全国にいるファンと共にステージに上がり、チャリティーライブを開催したことから始まりました。『子供達の笑顔は大人のチカラに。大人のチカラは子供達の未来に。』をスローガンとし、福島の子供達を笑顔にするイベントを開催、それを支援活動としています。

高橋まこと
これまでチャリティーコンサートの開催数は100回を超えましたし、募金箱を持って、北は北海道から南は鹿児島まで周りました。もちろん、6年半も経つと、被災地から離れている地域では、復興への意識が薄れていくのが感じていますが、そんな時に熊本で震災が起きました。震災が起きたこと自体は悲しい出来事ですが、東北と九州では震災を経験した地域同士として想いが共有され、支援を通じて繋がりの和が広がりましたし、震災への風化防止への意欲が再び高まってきたのも事実です。自然災害が起きてしまった事は仕方がない。大切なのは、その後の未来をどうすることかだと思います。再び高まった機運を活かして風化を防止するためには、やれることをコツコツと続けるしかないと感じています。

松井理事長
仙台青年会議所でも、積極的に風化防止の活動に取り組んでいます。毎年3月11日には、市民の皆様とともに震災時に全世界からご支援をいただいたことへの感謝の気持ちを伝える事業を行っています。年を追うごとに震災を経験していない世代が増えてきています。私たちはこの震災を次世代へ伝え、「震災を知らない世代を作らない」ための具体的な取り組みが必要だと考えております。

まことさんが、6年半が経ってもの支援活動を継続させている姿には、心から共感しますし、感銘を受けます。CROSS OVER JAPANをはじめとして、今後の支援活動の展望をお聞かせください。

高橋まこと
ミュージシャンとして出来ることを継続するしかないと考えています。そして仲間と一緒に、復興に貢献出来ればと思います。私一人が目立つ必要も無いし、チームとして、最も良い形になるように、自分の役割を見つけて、行動するだけです。復興に限らず、それぞれが、それぞれの役割を果たして成果が得られることが大切だと考えています。音楽活動でも一緒ですね。バンドを管理して宣伝してくる事務所があって、舞台を設置するプロがいて、照明がいて、と様々な才能が集まって、私たちミュージシャンが輝き、私たちの音楽が世の中で生かされる。私が一番になる必要は全く無く、チームとして一番を目指せば良い。どんな組織でも活動でも同じですし、大きくなればなるほど、組織がしっかりとなる必要があります。ただし、組織を動かす原動力は何かといえば、「より良くしよう」という想いに尽きると感じています。例えば、自分の気が乗らない活動だったら、継続もしないし大きくならないです。私たちの「より良くしよう」に共感してくれた方々が沢山集まった結果が今の大きな組織や活動に繋がっていることが間違いないですし、感謝しなくてはならないことです。CROSS OVER JAPANの活動が継続しているのも、全国に広がっているのも、活動に共感した多くの仲間のお陰です。

震災を知らない世代を作らない。

松井理事長
継続に繋がる力というのは、一番大切なのかもしれません。特に震災に関しての活動は、継続することが不可欠だと思います。細く長く支援することが大事だと思います。

高橋まこと
仙台市内であれば、確かに見た目では震災当時の面影は減ってきていますが、少し海岸沿いへ行けば、復興はまだまだと感じます。私の出身である福島も避難区域が残っている状況です。そして、もちろん大人も大変ですが、これから大人になる世代や生まれてくる子どもたちのために、活動を続けることは不可欠です。仙台青年会議所が取り組んでいる「震災を知らない世代を作らないため」の活動に対しては共感が持てます。

松井理事長
手法はそれぞれ違いますがまことさんの活動は分野に限らず、そして世代を超えて幅広い方々に広がっています。私は、改めて音楽の力を感じています。また、集めた支援金についても、どこかの団体にまるごと預けてしまうのではなく、具体的に子どもたちの未来のために使われているところも、支援する側の視点で見てもとても参考になります。

高橋まこと
私が出来るのは音楽だけですから。やれることをやっているだけです。震災後、氷室京介や布袋寅泰が震災後にチャリティをやったことも、同じ仲間として嬉しいことです。

失敗の経験が自分を強くする

「やさしく、強く」

松井理事長
音楽の頂点を極めたプロである高橋さんが言葉だけでなく、支援活動を続けている姿は、素直に格好良大人だと思います!私たちBOOWY世代にとっても憧れの存在です。僕らもその姿を目指して活動してきたいです。話は変わりますが、まことさんの著書を拝見したところ、若い頃には数々の挫折や失敗を繰り返しながらも、その都度立ち上がってきた、never give upの精神が描かれています。

高橋まこと
誰でもそうだと思いますが、たくさんの挫折や失敗を経験しました。高校受験も大学受験も失敗したり・・・ドラムも最初から選んだわけではありません。実は、当時ベンチャーズのエレキギターに憧れて、最初はギターを始めたのですが、他に上手な方がいたり、ベースも同じように上手くいきませんでした。最後にドラムを試したら、やっと自分に一番合っているものに出会えた感じですね。その後も、プロデビュー直前にバンドをクビになったり、情熱を注ぎ込んだバンドが解散したり、、、その都度失意のどん底まで突き落とされました。でも、その経験が自分を精神的に鍛え上げてくれたし、一回りも二回りも成長させてくれました。

松井理事長
普通は挫折したらそこで歩みを止めてしまいそうな経験をされてますよね。

高橋まこと
それに、一度つまづいて傷を負わない限り、人の痛みは到底分からないし、その痛みを知らないと、相手を思いやる気持ちも生まれてこないですよね。

松井理事長
自分が挫折を乗り越えて「強く」なるごとに、人に「やさしく」なれるということですね。

高橋まこと
実はBOØWYを始めた頃も、全然食べていけなくて、バイトをしながらの音楽活動でした。そこから50年ぐらいドラムを続けて、気が付いたら65歳。今では周りが後輩ばかりになって、自分の肩を叩いてくれる人は少ないので、自分自身で律せなくてはいけないと思っています。

ドラマーとして。無骨に生きてきた。

松井理事長
ドラムを50年も続けていられる原動力とはなんでしょうか。

高橋まこと
原動力は、自分自身に嘘をつかずに誠実に、そして好きなことを続けることだと思います。好きなことが自分自身を輝かせる。誰だって浮き沈みはあるけど、自分の人生はその振れ幅が大きいと思います。それでも続けられてきたのは、震災の支援活動と同じで「想い」でしかない。特に好きなものは原動力になるし、少しでも嘘があれば原動力にならないです。加えて母の言葉にも救われました。失敗したときはいつでも「過ぎ去ったことはしかたがない。高い授業料を払ったわけでもないし、怪我をしたわけでも無いのだから、次に進みなさい」と。お陰で、いつも前向きに生きることが出来ましたし、好きなことをやり以上は弱みを見せられないとも思いました。

人生において人の役割とは。

松井理事長
著書にもありますが、まことさんの人生哲学がとても好きです

高橋まこと
人にはいろんな役割があって、誰もが脚光を集める役をやりたがるもの。でも、必ずしも思い通りには割り当てられることはない。でも、その与えられた役割をしっかりと全うすれば、それだけで充分だと思っています。
当時のBOOWYでいえば、氷室と布袋は「刃」の部分、自分と松井は「柄」の部分だということ。
「刃」が研ぎ澄まされていなければ、物は切れないが、「柄」がないと刀自体を握ることができない。
バンドの花形は言うまでもなく「刃」だけれども、「刃」が光るのは、俺と松井のリズム隊がしっかりとした土台、つまり「柄」の部分を成していたからこそだと思います。

松井理事長
まことさんの強い想いが、自身を輝かせ、また周りの多くの仲間に共感を生み出し、大きな活動となって継続されていく。それは、音楽であれ、震災活動であれ、また他の活動であっても同じだということですね。

最後に私たち青年会議所のメンバーに一言エールを頂ければ幸いです。

高橋まこと
先ほども話しましたが、嘘をつかずに誠実にというのが一番大切なことだと思います。青年会議所のメンバーは、自由に何かが出来るという発想、そして実現させるという知恵と力を持っていると思います。それに加えて誠実な想いがあれば、多くの仲間との共感を得ながら、世の中を変えていく原動力になるはずです。

松井理事長
素晴らしいメッセージをありがとうございます。これからもかっこいいドラマーとして、かっこいい大人の高橋まことさんを応援しています。本日の貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

高橋まこと
こちらこそ、ありがとうございました。

プロフィール
ミュージシャン 高橋 まこと氏
福島県福島市出身。1987年に解散した伝説のロックバンド「BOØWY」のドラマーとして広く知られている。8BEATを叩くと右にでるものがいないという理由から、「Mr.8BEAT」」の異名をもつ。東日本大震災以降は、地元、福島のために「自分が出来ること」、「ミュージシャンとして出来ること」に重点をおき活動を続けている。復興支援プロジェクト「CROSS OVER JAPAN」の発起人になり、様々な支援活動に尽力している。現在はソロ活動と平行し、JET SET BOYSを結成し活動中。

 

仙台創生

地域インバウンを盛り上げることで地域雇用と経済力上げるキッカケに

地域におけるインバウンドが、地域自慢を引き出すきっかけに、そして地域自慢の見える化が、ガイドという存在、価値を上げるキッカケにという流れでお話をさせていただきましたが、最後の今回はそれらが最終的に地域の雇用と経済力を上げるキッカケになるという視点でお伝えしてまいります。

当社は旅行会社ではなく、観光プロデュース会社です。言い換えるとガイド会社でもあると言えます。そうするとある一定の割合で「ガイドって食べていけるんですか?」と聞かれます。ですが当社はおかげさまでガイドの会社として3期目を迎えております。日本はボランティアガイドが発達していて、無料でガイドをしてもらうことに慣れてしまっています。ですので、ガイドをまだまだ職業として捉えている人が少ない表れだと思っています。

私はガイド有料推進派です。さらに今よりも高い金額のガイド設定が必要と考えます。有料環境を整えることで、プロガイドが育つ環境ができるからです。ガイドでご飯を食べることができるという感覚を多くの人に持ってもらうことが、地域観光を盛り上げる鍵でもあります。現在プロガイドでご飯を食べている人はほんと一握りかもしれません。ですが海外ではガイドが憧れの仕事の国もあるのです。ガイドといっても、まちあるきや歴史ガイドだけがガイドではありません。時にはガイドルートを作り、ガイドマップづくりにも携わり、自らガイド、またはガイドを育てる、これらも全てガイドの役割なのです。そのためには地域を良く知り、人を知り、道を知らないといけません。いわば地域の水先案内人。そんなガイドが多い町、少ない町ではどちらが魅力的な活気ある町でしょうか?

今日本のガイドのあり方は大きく変わろうとしています。これまでは、外国人観光客に外国語でガイドをする場合は国家資格の通訳案内士という資格がないと有料でガイドをしてはいけないというルールになっていました。ですがオリンピックを迎えるにあたり外国語ガイドが足りない現状からそのルールも変更の流れが起きています。これはとても大きな流れです。地域に住む英語が得意な人もガイドになれますし、国際結婚されているパートナーの方も今後地域を有料でガイドできるようになります。長年住んでいる方であれば、道は知っている、人は知っている、地域の魅力も知っていて、日本語以外にも母国語もできる。まさにスーパーガイド予備軍です。このようにインバウンドを地域が取り組むことは地域資源の発掘と活用だけでなく、地域の人の役割だったり、出番だったりを増やすことにも繋がるのです。ですのでガイドというものをもう少し広い視点で見たとき、それはその地域の魅力を語れる自慢できる地域プロデューサーでもあると言えます。そのような人が一人、また一人と育っていくことができる環境がとしたらどうでしょうか。今住んでいる人だけでなく、その地を訪れた人がその土地に惚れ込み、自分の役割と出番を見つけることができたとしたら、その人自らがガイドになるかもしれません。それが私は地域観光のゴールだと思っています。

「行きたくなる場所」が「住みたくなる場所へ」少々飛躍しているかもしれませんが、地域自慢をする人を増やすことが色々なチャンスを生み出すのです。

まだ来たことがない人をその地域に来てもらう。だからこそ地域でもインバウンドに取り組んでいく意味と意義があるのです。

これからも当社では、東北を世界中にガイドをしてまいります。各地域で色々なガイドと繋がり、喜ばれるガイドをして行きたいと思います。

 

アトラク東北株式会社 代表取締役 後藤 光正

1974年生まれ。宮城県出身。仙台生まれの仙台育ち。

大学を卒業後、旅行会社にて企画営業として国内外をめぐる。その後広告企画会社へにて観光業の経験を活かし地域活性化、地域キャラクター、商品プロモーション、販売促進など幅広く活動。のべ4000人以上が参加する地域コミュニティ「センダイ自由大学」をプロデュースするなど地域住民を巻き込んだ地域ブランディングが得意。2016年1月、東北インバウンド観光促進を通じた東北発展を目的に自身の観光業と広告業の経験を融合させ「東北の魅力(Attraction)を世界へガイドする」インバウンド観光プロデュース会社アトラク東北株式会社を設立。地元を自慢する人を増やし、自分たちのまちを自分たちで作る観光づくり・商品づくり・人づくりを支援する観光地域づくりを推進。

アトラク東北株式会社

仙台JCの歴史を解きあかすー未来へ伝えるメッセージー

〜国際姉妹都市シンポジウム 仙台青年会議所が創造した世界との架け橋〜

仙台青年会議所が国際姉妹都市シンポジウムを実現させた1991年は、当団体の創立40周年という記念すべき年でした。また時代背景として、永く続いた冷戦の時代が終わり、ソビエトのペレストロイカをきっかけに東欧が大きく変化し、EC統合が準備され、新たな世界秩序が模索されていました。仙台においては、仙台空港の国際化や留学生の増加、様々な国際会議の定着など国際都市として発展しつつありました。

このような背景のもと、真の国際化に向けて、私たちが取り組むべき事業について日々議論を重ねておりました。最初は、どのような事業を展開すべきか、具体的な案を生み出すことができず、宮城県の国際交流課の課長をお招きしたり、日本航空株式会社の機長からもお話をきいたこともありました。様々な方々のご意見を頂きながら、方針を模索している中で、企業からも仙台市の国際化に向けて、仙台青年会議所と一緒に事業を出来ないかというご提案を頂き、当初の想定よりも大規模な国際的事業を開催できる見込みとなりました。そのうえで、メンバーと協議を重ね、仙台には姉妹都市が五つあり、五つの都市はそれぞれ国の中の中核都市であったので、中核都市としての役目を踏まえて、青年は将来に向かって経済交流を含めて、どのような役割を果たしていくべきか議論する場を仙台で開催したいという考えに至りました。すなわち「それぞれの国に於いて中枢・中核都市であるという共通点を持ち、青年が我が街をより向上させていく方策をイデオロギーの違いを超えて本音で論じ合おう」という一大目標を掲げて、動き始めたのです。

国際会議の実施は、仙台青年会議所として初の試みであり、全メンバーにとっても大変なチャレンジとなりました。現在のように、インターネットが整備されていない時代に、声がけしたのは、仙台市の国際姉妹都市であるアメリカのリバーサイド、フランスのレンヌ、ソビエト社会主義共和国連邦(現在ロシア連邦)のミンクス、メキシコのアカプルコ、そして中国の長春。郵便事情の違い、電話網の不備や時差もあり、各都市の青年との連絡調整に大変苦労しました。メンバーと数ヶ月に渡る準備期間を費やし、各国との連絡に発する膨大な事務文書をファックスや手紙によって行いました。言葉の壁に加え、国情や国民性の隔たりで、日程のすり合わせに困難な相手国に難渋し、一喜一憂させられることも多々ありました。しかしファックスでの話し合いを重ね、内外の多くの関係各所からのご協力を結集し、各国から積極的な参加表明を得ることができました。ところが、開催が近くなってから、大きな問題が発生しました。ソ連の政変によって、共産党が解体されるという事態が発生してしまいました。相手方となかなか連絡が取れない中、大使館の多大なるご協力を得て、何とか事態を乗り越えることができました。

国際姉妹都市シンポジウムは、会議の前後を合わせると1週間にも及ぶ交流となり、お互いの国情や都市について認識し、言語や宗教、そしてイデオロギーの違いを乗り越えて、中核都市としての国際化における役割を議論することができました。また地元マスコミの皆様に連日報道して頂き、その人的広がりの規模においても、交流と議論の深さにおいても得難い経験となりました。各国に戻った参加者より多くの感激の手紙が届き、私たちにとっても、国際交流と地球市民の議論を広げることの必要性を学んだ人生の大切な思い出となりました。

プロフィール
写真右
林 伸一氏
公益社団法人仙台青年会議所 特別会員
平成7年卒業

写真左
松澤 等氏
公益社団法人仙台青年会議所 特別会員
平成9年卒業

爆笑コメディアンズがゆく~仙台の隠された魅力さがし~

「有機栽培のスパイスと厳選食材で作るこだわりのスープカレー」

榎本加奈子さんプロデュースの『Kanakoのスープカレー屋さん』。 “安心で美味しく、楽しく、ヘルシーでエコロジー”がコンセプトの今女性を中心に大人気のお店だ。

「有機栽培のスパイス」にこだわり、スパイスの本場スリランカの有機栽培で生産している生産者と契約し、理想のスパイスを独自のブレンドで提供している。それは全てが自然に近い状態で丁寧に育てられた良質のスパイスで力強く、味・色・香りのバランスが良くフレッシュである。また、野菜は北海道・美瑛を始め、「全国の旬な野菜を厳選」して出来る限り生産者が見える食材を提供している。さらに「ご飯は国産米」を使用し、ターメリックで炊き上げて鮮やかな黄色とさわやかな香りが食欲をそそる。ライスを少なめに注文すると、オーダーしたスープカレーに入っている野菜の増量ができる嬉しいサービスも魅力だ。一杯、一杯、スープに合わせ、こだわりぬいた食材でつくりあげられているKanakoのスープカレーを是非一度ご賞味あれ!

Kanakoのスープカレー屋さん  仙台一番町店
【Address】〒980-0811  宮城県仙台市青葉区一番町4丁目 スマイルホテルB1
【Tel/Fax】022-343-7822
【Open】[平日]11:00 am ~ 15:30 pm/17:30 pm ~ 21:00 pm(Last Order)
[土日祝]11:00 am ~ 21:00 pm(Last Order)
(営業時間は変更となる場合がございます。またスープが無くなり次第閉店する場合がございます。年中無休(12/31.1/1)を除く)

色のしかけから持つべきビジネスの視点

「色を使わなくても良いのではないですか?」
私が著書を出版した際、このような感想をいただいた。心理的アプローチなら、心理学が定番。
なぜ、色を使うのか?
かつて、創業した地で、私への依頼がコピー(文章)と「色」に分かれていた。今年、その後の経営者の活動を調べた。
「色」からの依頼の経営者がその後のビジネス展開がダイナミックだった。
コピーは言語で思考の左脳を使い「色」になると、感性の右脳を使う。
ビジネスは、基本、論理の左脳を使うのが定石。そこに、左脳、右脳と両方を使うことで、脳は活性する。全国の経営者の感想にも、「洞察力が鋭くなった」と察知する能力、右脳をあげ、そして、「次々とビジネス展開できた」とある。
色からビジネスの視点も持つべきだ。最後に一年にわたるご高覧に感謝。

うえた さより プロフィール

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集客コンサルタント、マーケティングプランナー
株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役
企業、自治体の集客に努める。コンサルティング、執筆、セミナー・講演業。集客に心理的アプローチを高めて売るという方法を生み出したのが特徴であり、これからの売りづらい時代に必要だと説いている。著書に「たった1秒の『イメージ色』で行列店に変わる」(経済界刊)がある。

公式ホームページ

 

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