基本方針
70周年特別会議 議長 大髙 成美
歴史と経験から得た都市の個性を基軸として、誇るべき市民力と独自性ある地域文化を育んできた仙台は、市民の主体的な行動を起点とした持続可能で魅力あるまちづくりが求められています。私たちは、組織が70年間紡いできた歴史と創始の精神のもと、市民の意識高揚と協働を促す運動体として、新たな価値の共有と地域や市民の共感から、運動が齎した軌跡を振り返り、未来を見据えた持続可能なまちづくりを推進する必要があります。
まずは、地域に求められる組織として発展し続けるために、会員が組織の歴史を振り返るとともに、国際化に向けた未来を切り開くことで、仙台(まち)の持続的発展に寄与する運動を次代につなぎます。そして、仙台(まち)の国際化を実現するために、地域の持つ精神性のもと、仙台(まち)の魅力と世界へ感謝を伝える機会を市民と共に創出し、仙台(まち)の国際発展に寄与する新たな価値を創造します。さらに、如何なる時代においても存在価値を持つ組織であり続けるために、現状把握をもとに組織の本質を見つめ直し、会員や地域から求められる組織の在り方を示し時代に即した変化可能な組織へ進化することで、会員と組織の可能性を拡げます。また、市民協働による仙台(まち)の国際化を推進するために、市民が相互理解に対する本質理解のもと、国際化による地域益を認識するとともに、仙台(まち)の魅力の発信方法を見出すことで、市民の国際の機会に対する能動的な参画意識を高めます。そして、地域に好循環を齎す運動を続けるために、従前の指針に則った組織の運動を総合的に検証するとともに、新たな指針策定に向けた調査研究を行い、今後の目指すべき運動の方向性を見出します。
市民協働による仙台(まち)の国際化に向けた運動を展開する中で創始の精神と歴史を胸に、新たな組織の価値や存在意義を見出した私たちが、時代に即した持続可能な地方都市の発展に向けた礎のもと、地域や能動的な市民と共に、次世代がより豊かになる仙台(まち)を築きます。
事業計画
・創立70周年記念式典・記念事業の企画と実施及び検証
・国際アカデミー開催地プログラムの企画と実施及び検証
・時代に即した組織改革の企画と実施及び検証
・例会の企画と実施及び検証【第4回例会・公開(4月例会)】
・LOMビジョンの検証
・新たなLOMビジョンの策定に向けた調査・研究
・新入会員の開発及び拡大の支援
・第52回仙台七夕花火祭(第9回公開例会)への支援
・出向者支援